俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

屋根裏の散歩者

実は年末に帰省したとき、あることが発覚したのです。
屋根裏の物音。どう考えても何かが住んでる、足音。
11月末に帰省したときは聞こえなかった物音なので、父(宵っ張り)に聞いたら「ここ最近、聞こえてくるんだよなあ」。母はふだん早寝なので、全然気がついておらず、たまたま私の帰省で夜更かししたため、天井の物音に「これ、家鳴りじゃないわね」。二人とものんびりしすぎ。とーちゃん、気がついていたなら、もっと早くに申告してくれよ〜!
会社で、一軒家でハクビシンが住み着いている人が苦労されているので、私はすぐに「ねずみかハクビシンかアライグマか、とにかく何か住み着いてるから、年が明けて市役所が開いたら電話して駆除業者を教えてもらい、すぐ電話するように!」と言いました。
母は最初、今年は実家の外壁修繕をするからそのときに……とか、工務店の人に駆除をお願いすればいい……とか寝言をいうので、「いつかやる外壁修繕まで待てるか、工務店は建築が仕事で駆除は別問題だから引き受けてくれるわけないだろ」と却下しました。そんくらい言わないと絶対動かねえな、と思ったのでキツめに言ったった。
とりあえず、工務店の人に駆除業者を紹介してもらおう、ということで落ち着きました。

実家は田舎の、昔ながらの造りの家なので、玄関を「冷暗所」扱いしてジャガイモや玉ねぎを置いてるんですよ。そのジャガイモが、明らかにかじられてました。それを発見した母が「本当にねずみさんでもいるのかもしれないわね」と、さすがに覚醒。
5日に工務店へ頼みに行ったら、懇意の大工さんは年始回りで不在とのこと。結局、ダスキンに駆除を頼んだそうです。ダスキンは駆除も手がけてるんですね、知らなかった〜!
6日の夜、母からメールが来て、屋根裏を見てもらった駆除業者の話によると、屋根裏の散歩者は「クマネズミ」であることが判明しました。追い出し作戦をするそうで、侵入経路は金属板か何かで塞ぐらしいです。
私も気になっていたので、あとで電話して聞いたところ、どうやら2、3匹はいますね、と言われたそう。

私は、おねずさんには恨みがありまして……その昔、父の転勤で藤沢に住んでいたころの借家にねずみが住み着き、買ってもらった靴を1回か2回履いたかのタイミングで、かじられたのです! 泣いたね。当時は確か小4、かなり気に入って買ってもらった靴なのに、1か月かそこらでおシャカですよ。靴に限らず、家のいろんなものをかじられてて、けっこう迷惑していたはず。動物は野に帰りなさいッ。
私が年末年始にギャーギャー騒いだものだから、母も気になったらしく、夜中の物音に気がついて、おねずさんと遭遇してしまったそうです。「カリカリッて音が聞こえたから、アレッて目が覚めて、音のする方向を見たら居たのよ……」私だったら耐えられないホラーです。おねずさんは、あっちゅー間に逃げたとか。「とにかく家の中を片付けて見通しよくして、おねずさんの居心地悪い家にする」ことで意見が一致しました。
駆除業者が次に来るのは来週の水曜日だとか。屋根裏のお客さんが早く出ていってくれるように、祈るばかりです。