俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

111111ゾロ目

上司が先週から、風邪気味っぽい。大丈夫かしら。仕事のやりくりスケジュールとか、週に1ぺんは上司と相談してる状況だす。物理的に、量が多すぎなんだよねえ。
さて、本日は2011年11月11日。西暦年の上2ケタを省略すれば、111111。ゾロ目好きとしてはたまらんです。昨日深夜 (暦の上では今日)、NHK「プロフェッショナル」の再放送を観ました。三谷幸喜さんの回で、面白かったですよ〜。彼の演出法や「あて書き」のしかたなど、へええって思いました。かなり稽古場で決めていくんですね。台本をある程度書いてから、役者の反応や口跡を見て、どんどん台詞を変えていく手法にびっくり。あて書き、って、他の作・演出家でもこうなのかしら。「新選組!」の話題も、ちょろっとだけ出てきたよ。
生誕50年祭で忙しいなか、町内会の班長になるわ奥さんとは離婚するわで、町内会の募金活動で班内の各戸を回り集金にいそしむ三谷さん。その向こうでは、奥さんの荷物を積み込む引越しトラックが作業中。なんつーシュールな絵面や。
あ、思い出した! 三谷さんが作・監督した、WOWOWの実験的ドラマで、尺と道行きの構成上、足さなくてはならない台詞のところ。離婚危機にある夫婦の話で (三谷さん……)、最終的に二人は仲直りするんだけれども、夫が妻の職業をいつも間違えて言う設定なんですね。足さなくてはならない台詞が生じた際、そのエピソードを取り上げて、最後の最後に夫が正解を言う、というシーンを作成。
「制約のなかから、それまでの出来を上回るものが生まれる」という、ちょっといい話なんですが、三谷さんの過去舞台が、急に今よみがえったよ。1994年のPARCO劇場「出口なし!」。唐沢寿明森口瑤子のやりとりで、「ちくわぶ」が似たような扱いでした。ただし、こちらは切ないやりとりでしたが……「出口なし!」懐かしいなあ。