祖父退院

本日、祖父が退院。といっても、実家から電話で聞いただけだけれども。
5/20（金）に脱水症状と肺炎で倒れて、約3週間で退院。入院1週間後に見舞ったときは、かなり弱気だった祖父だが、いざ退院となったら、杖を頼りながらでも歩ける、車に乗る動作ができる。明治44年生まれの気骨と体力、半端ないッス！
入院するときは、車に乗ることもできず、小さな祖父を、大人3人がかりで運んで、車に乗せたそうですが……。入院中の話を聞いていると、退院となったら、それだけ動ける祖父が不思議なほど。病院はありがたいところだけれど、「病は気から」、我知らず病人くさく、気力を奪われるものかもしれません。

退院後は、今年からデイサービスやショートステイでお世話になっている、グループホームにそのまま入所。スタッフさんが手厚くて、いい所なんですよ。本当は自宅が一番なのですが、祖父は「この年でも一人暮らし」が自身のプライドみたいで、私の両親（息子夫婦）との同居を拒むんですよね……。いろいろある、ってこってす。でも、また倒れたらこわいからね。実家の両親が毎日、ご飯を届けに行っていたから、すぐに発見できただけの話で。やはり、99歳で一人暮らしは無理ですよ。祖父もそれは身にしみたみたい。

話が前後するけれども、5/28に祖父を見舞に帰省したとき、母が「おじいちゃんを（父と一緒に）病院に連れていったとき、ぼそっと『老々介護…』という声が聞こえて。初めて『おばさん』と呼ばれた以来のショックだわよ！」と言ってました。3回はくり返して言ってたから、よほどショックだったんだろうなあ。母親自身、よく「うちは老々介護よ〜」と言っていたけれど、自分で言うのと、他人から言われるのでは、そりゃあショックでしょうね。おつかれさまでした。