俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

彼岸です

1998年頃の池田鉄洋さん

昨夜より実家。彼岸の中日、墓参りに行く。夕食は隣の祖父を呼んで、卯の花、刺身、天麩羅、モロヘイヤの酢の物。バジルの天麩羅にびっくりしたけど、んまかった。テンプラ・マジック。
夜、昔の芝居チラシをひまつぶしに見る。けっこう取っといてたのね。今になってへええと思うのが、「フロム・エー コマーシャル・サーカス '98」。売り出し中の複数の劇団が、30分の持ち時間でおいしいトコ見せようという企画。
手許の当日無料パンフを見ると、自分の観た回は「BQMAP/カブ/HIGHLEG JESUS (ハイレグジーザス)/猫のホテル/METAL TRAP」の5劇団。「猫のホテル」を観てたんか自分。覚えてないいい。同じく、その日初めて観たハイレグが強烈だったことしか記憶にないわ。しかし猫ホテの役者さんを知った今、改めて見ると、劇団紹介文も役者の写真もなんだか新鮮。みんな若いし。
というわけで、上の写真画像は、そのパンフ掲載の池田鉄洋さん。実際はもっと写りがいいです。クレジットのない紹介文は、おそらく代表の千葉雅子さんでしょう。全文面白いけれど、劇団員のくだりだけ引用紹介いたします。

さて、旗揚げ当初より濃いい存在感で他を圧倒してきた面々を紹介いたします。
 狂気と幼児性を秘めたいいオトナの中村まこと
 枯れた味わいが魅力の森田ガンツ
 小劇場界の左とん平と呼び声も高い市川しんぺー
 カナリヤのように可憐な佐藤真弓。
 西洋人のユーモアを体現する池田鉄洋
 そして女座長をつとめる千葉雅子の六人でしのぎを削る活動を続け、さらに色黒で骨太ないけだしん、色白で肉厚な菅原永二など若い人もフレッシュな味わいで色を添えます。
――「フロム・エー コマーシャル・サーカス '98」パンフレット、「劇団 猫のホテル」紹介文より

自分ひとりで楽しむのがもったいなく、少しばかり紹介させていただきました。こうして更けゆく秋の夜長。