俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

年末風景

今年の天皇誕生日は、土日と連携して3連休。去年は「SHIROH」だったのよね……大河「新選組!」の総集編放送してたのよね……と、つい在りし日の思い出にひたる。
さて今年の最終週末は、上野。久しぶりに来たら、台東区の事業者が参加・出品するトライアルショップ「粋品小路 (いっぴんこうじ)」がなくなっていた。ここをのぞくのが楽しみだったのに、さみしい〜。跡地は「靴下屋」になっていた。さて年末でもありますし、アメ横に行きますか! これまた久々、夕暮れのアメ横は混んでいた。服屋、靴屋の軒先が、すっきりディスプレイになっている気がする。スポーツウェア関係が消えてる。
一番人出が多かったのは、やはり食品街。鮭、数の子、蟹、その他海産物がどーんと並んでいる。本格年末前の下見なのか、人出は多くとも立ち止まる人は少ない。店のおばちゃんが「今日は人の流れが早いね」「早いね〜」と言いあっているのが聞こえてきた。すみません。「ハイ今の時間から栗きんとん千円! あるだけ千円! 早い者勝ち!」若い声にふりむくと、どっしりした親父さんの隣で、まだ骨も固まらない感じの男の子が声をはりあげていた。高校生くらい? あの親父さんの子供かな、店の手伝いなのかな。3連休で、同い年の子は「イブイブ〜」なんつって遊んでいるでしょうに、なんてえらいの!「いや、毎年のことだから、12月に家の手伝いは当然、と思っているかもよ」と、同行の知人。今が書き入れどきだものね。どちらにしろ、えらい! と、勝手に“親子”認定して盛り上がる。
中華食品店では、上海ガニが積まれていた。紹興酒の5年もの(450円)を、ついふらふらとGET。その先の店で、紅茶の葉っぱも購入。「買った!」という充実感につつまれ、そのまま夜の街に消えた女二人。もちろん飲みましたとも。