俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

公演2つ

希扇会

2023年5月5日(祝・金)、昼の部、13:00開演〜16:30頃終演、休憩20分。於・国立小劇場。

趣味関係の友達が縁あって出演した、日本舞踊と音曲の公演を観てきました。主宰の先生がお年を召して、おそらく今年が最後の公演になりそうとのこと。会場の国立小劇場も、今年10月末で建替えのため閉場するので、二重の意味で「さよなら公演」です。

といっても、実は昨年も「今年で終わり」と言われていたので、先生の後継者がいらっしゃれば、また続きそうな気もしますが、どうなのでしょうね。会場内は満席で、座る場所を見つけるのに苦労しました。皆さん、お名残惜しいのね。

長唄や日本舞踊、三味線、時事ネタなどを取り入れた長唄構成曲(これが大トリ)など、楽しく拝見しました。chatGPTの話題も枕に取り入れたりして、敏感ですね!

帰り際、「初代国立劇場さよなら記念ビール」を購入しました。岩手県遠野のクラフトビールです。

初代国立劇場さよなら記念グッズ 好評発売中!|未来へつなぐ国立劇場プロジェクト|独立行政法人日本芸術文化振興会

 

両界ガムラン曼荼羅

2023年5月5日(祝・金)、開演18:00、於・自由学園の明日館講堂。演奏はインドネシアは西ジャワ・スンダ地方のガムラン音楽グループ「パラグナ」で、舞踊はリアント、ボヴェ太郎、川島未耒、佐草夏美の各氏。

友達2人に誘われて行きました。昼間の日本音曲・希扇会とハシゴですが、夜公演のこちらは、作曲家・藤枝守さんの作品で、西ジャワ・スンダ地方のガムラン楽器で演奏されるものです。2000年初演の「ガムラン曼荼羅」に新たな曲を加えて再構成し、さらに舞踊もバージョンアップさせての公演。2000年のときは、舞踊はボヴェ太郎さんと佐草夏美さんの組み合わせだったのですが、今回はリアントさんと川島未耒さんも加わり、聴き応え、見応えがありました。

激しい曲ではなく、静かで流れるような、癒し系の音楽で、すごく落ち着いた気分に。

会場の自由学園「明日館講堂」も、帝国ホテルの設計者ライトの手による、重要文化財の建築物です。池袋から徒歩5分くらいなのね〜、意外と近くてびっくり! 明日館講堂は、木の温もりが暖かな、居心地のよい空間でした。

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