江ノ島!
GWも後半戦。今日から天気が上向くとのことで、母を連れて江ノ島まで行ってきました。
8時半の電車に乗り、JR藤沢駅で降りて小田急線に乗り換え、片瀬江ノ島で下車。着いたのは10時過ぎだったかな。江ノ島、久しぶり〜! 何十年ぶりかしら、っていうくらい久しぶりです。
陸橋を渡り、まずは江島神社にお参り。参詣路である仲見世通りは、昔ながらの道なので狭い! お土産が今風になってました。昔(まだ昭和、平成になりたてくらい)は、たたみいわしと貝殻くらいしかなかったのにね。食べ歩きのスナックも増えてたなー。
さて、江島神社には日本三大弁財天の一つ、妙音弁財天が祀られています。むかーし、お参りしたなあ。遠くから手を合わせて、えっちらおっちら登っていくと「サムエル・コッキング苑」に出ます。サムエル・コッキング苑は植物園みたいなところで、苑内には江ノ島シーキャンドルも建っていますが、そちらに昇るのは40分待ちだったので諦め、苑内だけ見学しました。
母は「むかし来たときは、牡丹園があったんだけど……それがココなのかしら」と首をひねっていました。確かに苑内に牡丹エリアがあったから、今は苑として管理されているのかもしれませんね。
サムエル・コッキング苑のあたりが、いわば江ノ島の頂上で、あとは降っていきます。せっかくなので、岩屋まで足をのばすことに。「御岩屋通り」を歩きます。
最初の写真は、岩屋に行く途中の「山ふたつ」と呼ばれているところ。絶景ですね。
真ん中の写真は、岩屋のそば、稚児ケ淵のあたり。うーん、いかにも霊場の雰囲気が漂いますな。岩屋見学は40分待ちだったけれど、並びながら海が見えるので、待ち時間はそれほど気にならなかったです。
最後の写真は、岩屋付近から下の岩場に降りたもの。正面の崖に小さく、岩屋の入り口が見えます。この岩屋は荒波が侵食してできた洞窟で、奥が富士山とつながっていると言われている第一岩屋と、江ノ島の龍神伝説が残る第二岩屋と、二つの洞窟が見学できます。石仏も安置されていて、古えの江ノ島信仰がしのばれました。
岩屋を出たあとは、江島神社の奥津宮を経て、待望のお昼ごはん!
しかしGWでどの店も混んでおり、1時間待ちでようやくお昼にありつけました。せっかく江ノ島まで来たのに、お昼がピザじゃあ味気ないものね。
入店したのは13:40過ぎ。「江ノ島亭」で、私は生しらすと鯵の二色丼、母はしらすのかき揚げ丼を注文。昔ながらのお店の作りで、ベランダに出ると湘南海岸が遠望できます。
遅いお昼をいただいてから、裏道を通って江ノ島を出て、江ノ電で鎌倉へ。江ノ電がめっちゃ混んでた! 1本見送り、次の電車に乗りました。鎌倉に着いたら、鎌倉から藤沢に向かう江ノ電は入場規制で、長蛇の列。おそるべしGW……!
本当はせっかく江ノ電に乗るし、途中下車して長谷寺に寄ろうかと考えていましたが、江ノ島で時間をたっぷりとったのと、江ノ電の鬼混み具合で、あっさり諦めました。富岡八幡宮だけお参りしようと、小町通りに出たら、これまたすごい人出! 渋谷以上ですよ。ぎゅうぎゅうで、前に進むのも苦労するくらい。
がんばって小町通りを歩きましたが、途中で挫折して右折し、大通りに出ました。いやー、あの人波は無理だわ。
富岡八幡宮も、16時近くとはいえ、まだまだ人は多かったです。とはいえ、境内が広くて緑が多いから、歩くのが苦にならないですね。新緑が気持ちよかった〜。
蓮池では、母とソフトクリームを食べながらひと休み。蓮の花の季節になったらきれいだろうなあ。
駅に向かう途中、豊島屋の本店に寄って鳩サブレを買おうとしたけれど、本店もすっごい人! サブレのバラ売りはGW中はしていないそうで、結局、本店でのみ購入できる季節の和菓子を買って帰りました。留守番している父へのお土産です。
17時前にJR鎌倉駅に着くと、これまたホームが混み混み。鎌倉から大船に出たら、けっこう人が降りたけれど、さすが有名観光地だと思わされました。実家の最寄り駅に着いたのは19時前。夕飯は手っ取り早く、焼肉です。