俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

大晦日。2018年総括

昨夜より帰省中です。

13時半前後、兄一家も実家に到着。遅いお昼で、姪っこ甥っこはお汁粉、大人は焼き餅。夕飯は、兄たちの差し入れで毛ガニと刺身。そして鴨鍋。やっぱりカニなら、毛ガニが一等好き! 漁獲量日本第二位の南部八戸に住んでいた頃、よく食べてたもんなあ。味が濃くて、美味しいんですよ〜。

いつもの大晦日の夜は、父が格闘技一択なんだけど、今年は兄一家が来ているからチャンネル権を明け渡していました。なんとなく紅白。でも、甥っこくんは「ガキ使」がいいらしく、夕飯を食べたあとは2階のテレビで自分一人、「ガキ使」を視聴。スマヌね〜。

あ、でも、兄たちも紅白だけずっと見るのは久しぶりだったみたい。まあ、ザッピングするよね〜。ジャニーズの某グループが、姪っこちゃんに「終わコン」と言われていて、ちょっと哀れでした。うん、まあ……中学生から見たらそうなのかもね〜。

私が持ち帰った日本酒と、兄が持ってきた白ワインと、家にあったビールで年越し。

2018年総括

今年は、仕事的になんかつらい年だったな〜……。

長くやらせていただいていた某仕事が今年で完結して、そのこと自体はめでたいのですが、その後が落ち着かない感じでバタバタしておりました。11月半ばに次の仕事が決まったのですが、それも今までとは違ったかたちで、まだまだ勉強!です。来年はがんばらねば。

他部署で仲よくしていただいている先輩が今年定年で、再雇用で働いていらっしゃるのと、夏に人事異動で上に人が新たにいらっしゃったのと、晩秋に、以前大型の仕事で関わった方が任期満了でお辞めになったのと、人事面でもいろいろありました。

 

家のことでは、家電の入れ替えの年でした。昨年からだましだまし使っていた洗濯機を、とうとう6月に買い替え。初めて一人暮らしを始めたときに買ったSHARPの自動洗濯機(5kgサイズ)だったから、18年くらい使ってたのかなあ。買い替えたのは同じSHARPで、8kgサイズです。そんな大型でなくてよかったのだけれど、インバーターで静音、30分弱で洗濯が終わる(これより小型だと45分)となると……ハイ、時短に目がくらみました。

洗濯機買い替え後は、8月のお盆前にガス給湯器がご臨終。それも、風呂の自動湯張り機能だけで、シャワーと台所は使えるものだから、近年例がないほどの酷暑だった8〜9月は、シャワーでことが足りたのが悪かった。9月の旅行前にガス会社に買い替えを相談したところ、いろいろあって (けっこうガス会社も失礼だったと思ってます)、10月下旬にようやく買い替えられました。さすがに9月後半〜10月は、シャワーだと寒かったわ。

そして12月。ようやく! ブラウン管テレビを、デジタルテレビに買い替えました。デジアナ変換終了(2015年4月末)から3年半以上、テレビを自宅では見られない生活が続いていましたが、これでテレビのある生活になります。まあ、テレビが見られなくて不便を感じることはほとんどなかったんですけどね〜。来年の大河が、クドカン脚本の阿部サダヲ中村勘九郎主演と聞いたら、一応観なくては、と買い替えを決意。三菱のBR・DVD録画一体型テレビ「REAL」にしましたよ。

健康面。ドライアイと鼻炎ですよね〜。あと、8月に左足親指の陥入爪! これは痛かった。12月に同じところが爪周囲炎になって、ガター療法(チューブを入れる)を始めました。

 

私生活では、高校時代の友達と、よく会った一年でした。高校時代、青春(笑)を捧げたギター・マンドリン部が、今年で定演第50回を迎え、記念すべき年に。残念ながら、母校の現役生は減少していますが、大人数での演奏を経験させたいと、大先輩のOGの方々の奔走で、第50回定演でのOG&現役生の合同演奏が実現しました! 私は観客側でしたが、友達がOGとして参加したり、同期生と一緒に観客席で応援したりで、とても感慨深い定演となりました。これをきっかけに、何十年ぶりかで会った同期生もいましたしね〜。

関東に残った友達だけでなく、7月には京都旅行にかこつけて、関西にいる高校時代の友達とも会えました! 台風が迫る中、京都まで来てくれて、ホンットに嬉しかったなあ。いつかギターパートで、勢揃いしたいものです。

9月には、同じ部活で友達だった子の三回忌で、やはり数人で集まり、お墓参りに行ってきました。昨年まで北海道にいた子が関東に戻ってきており、また転勤になる前にと、お誘いがあったのです。晴天でした。

 

そうそう、父方の祖母の23回忌があったな。父の傘寿、母の喜寿のお祝いの年でもありました。ほんと言うと、父の傘寿(数え80歳)は昨年なのですが、家族全員、満年齢で換算していて、見事に一年ずれこんじゃったの。その代わり (?)、母の喜寿(数え77歳)と一緒にお祝いできたから、結果オーライということで。母の行きたがっていた地元のフレンチ・レストランで、ランチをいただきましたよ〜。

母の喜寿祝いに、彼女の行きたがっていた海外旅行に付き合いました。9月に、南ドイツの城めぐり7日間。もちろん、まるごとパック旅行です。面倒は少ないし効率的だけれども、まるごとパック旅行は、個人旅行に慣れているとストレスな部分もあるわねえ。でも、母が楽しんでいたのでよかったです。この旅行の主役は母ですから。

そうだ、旅行! 7月の京都 (高校友達との再会&嵯峨野めぐり)、9月の南ドイツ (母と) に加えて、10月には岐阜へ行ってきました。これは趣味関連で、岐阜に趣味の音楽のグループがあり、土日を利用して合同練習してきたんですよ。合同練習は土曜日で、翌日の日曜は各自、飛騨高山へ行く人、犬山観光する人、それぞれでした。私は犬山に泊まり、温泉を堪能した翌日、高山から上高地の紅葉を楽しむドライブに参加。松本まで送ってもらい、そこから特急で東京方面へという、なかなかの強行軍でしたが楽しかった! また機会があれば、参加したいですね〜。

今年は、趣味活動で自主練もけっこうやりました。8月の週末は、お盆以外は舞踊の自主練に参加しましたよ。なぜなら、全然できなかったから!(笑) 趣味関係の公演も今年は多くあり、よく観に行きました。

 

観劇は8本。1月、いのうえひでのり演出「近松心中物語」、6月に再演「ニンゲン御破算」(初演時は「〜御破産」表記。初演は故・中村勘三郎[当時は勘九郎]の役を、再演では阿部サダヲが演じた)、8月に新生・阿佐ヶ谷スパイダース「MAKOTO」と新感線「メタルマクベス disc1」、新橋演舞場で「NARUTO歌舞伎」、12月にデヴィット・ルヴォー演出・草なぎ剛主演「道」。

8月の「MAKOTO」は、阿佐スパが昨年、3人ユニット(長塚圭史中山祐一朗伊達暁)を辞めて劇団化してから、初めての舞台公演です。会社の先輩と、半分ご祝儀感覚で観に行きました。今の時代、わざわざ「劇団」にする、その青臭さに乾杯!  同じく8月の「メタルマクベス disc1」は、新感線を退団した橋本さとしが、満を持しての新感線に凱旋・主演! それがなかったら、たぶんこの公演自体、観てなかったと思います。初演の松たか子がすばらしすぎたんだ……。でも、再演もなかなか楽しかったですよ。

そして何より、初・宝塚! 趣味関係の友達にお声がけいただき、3月に花組ポーの一族」、11月に月組エリザベート」を観ました。宝塚初体験としては、すてきなスタートだったのではないでしょうか。どちらもよかったけれど、「ポーの一族は」原作を知っているだけに、舞台は駆け足気味に感じたので、総合的には「エリザベート」が見応えありました。タイトルロールで、この作品を最後に宝塚の娘役トップを引退する愛希れいかさんが、めっちゃよかった〜!

映画は3本。3月に稲垣・草なぎ・香取主演の「クソ野郎と美しき世界」。10月に70ミリフィルム版とIMAX版の「2001年宇宙の旅」、12月に「ボヘミアン・ラプソディ」。難解な名作とは聞いていましたが、「2001年宇宙の旅」がダントツに面白かったです。わからないことも含めて、面白かった! 初めて観たのが、アナログフィルムの70ミリフィルム版で、本当によかったです。「クィーン」のボーカル、フレディ・マーキュリーの自伝的映画「ボヘミアン・ラプソディ」も、フレディをよく知らない人にもわかりやすい構成で、とっつきやすかったです。音楽はすぐに伝わるよね〜。

展覧会は5本。「サヴィニャック展」「ビュールレ・コレクション」「プーシキン美術館展」「ムンク展」「ルーベンス展」です。心残りはねー、プラド美術館のベラスケス展を観られなかったこと! この頃、仕事が忙しくて時間がとれなかったんですよね……。観られた展覧会でいうと、よかったのは「サヴィニャック展」と「ムンク展」でした。「ビュールレ・コレクション」では、ルノアールの美少女が見られて、それは眼福だったなー。