終わりゆく8月

過去日記を書くだけで、時間が過ぎてゆきます……。
7月の日光旅行（id:orenade:20160716、id:orenade:20160717）、映画「FAKE」の感想（id:orenade:20160713）をUP。

他にも日記がたまっていて、申し訳ないです。というわけで、かんたん日記。展覧会の感想など、後日書ければ……書けるかな……。

8月19日（金）：
会社の夏季休暇を取得。上野の東京国立博物館で「古代ギリシャ」展、両国の江戸東京博物館で「大妖怪展」を観る。
「古代ギリシャ」展は、とてもよかったです！　私がギリシャ好き、遺跡好きなのもあるけれど、9割がた日本初公開のもので構成もよく、観る甲斐がありました。充実した内容で、2時間があっという間でしたね。
対して、「大妖怪展」は……。絵画に偏った展示で、「人魚のミイラは！　河童のミイラもないの？」と、個人的に不満でした。「大」をつけるくらいなんだから、もう少し巨眼で観られるかと思っていたのに拍子抜け。
展示の絵画自体は面白かったのですが、「幽霊は妖怪か」「地獄と妖怪は関係あるのか」「土偶を古代の不安の造型として見るのは無理だろ、あれは祭祀用だ」「土偶と不安を結びつけるなら、諸星大二郎の『不安の立像』を並べて展示するくらいの気概を持て」「一足飛びに『妖怪ウオッチ』に飛ぶのはちょっと……」「水木しげるや藤子・F・不二雄はないのね」と、個人的に残念な構成でした。その前に、東博を観ていたのも大きいですね。やはり見せ方にトーハクは一日の長があります。

8月24日（水）：
新宿の角川シネマ館で、現在「角川映画祭」を開催中。知人に誘われて、深作欣二監督の「魔界転生」を観てきました。
ものすごく面白かった！　濃い演出が、お笑いではなく飽くまでも真面目なので、ともすれば笑いそうになるのですが、最後には映画のもつエネルギーにしてやられます。エンタメの極致ですね。

8月27〜28日（土日）：
休日なのに早起き。買い出し、散歩、掃除、洗濯。かわいらしい和菓子を食べる。
何もしない、ただ本を読み、ごはんを食べ、日記の更新をするダラダラ休日でした。