俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

ウクレレと携帯

昨夜より帰省中。母の所属するウクレレ・サークルの発表会なのです。
数年前から、母は隣市のウクレレ・サークルに入って楽しんでいます。が、寄る年波とサークルで一番年上になってしまったのもあって、最近弱気なんですよ。彼女がウクレレをやめる前に、一度は観に行こうと思っていて、今日になりました。
単独の発表会ではなく、いろいろな趣味サークルの合同発表会で、市が後援しているものらしいです。母のサークルは最初の登壇で、13時より30分ほどの演奏を披露。ほかに詩吟、三味線など、たくさんのサークルが続きましたが、途中で失礼して母と合流、遅いお昼を食べながら携帯電話・スマホ談義。

というのも、母が携帯電話をまちがってゴミに出してしまったからなのです。
箪笥の上にチョイ置きしていたのが、何かの理由で、ちょうど真下にあったゴミ箱の中に落ちてしまったのではないか……というのが、母の推理です。
「いつもは、ゴミ箱の中身を確かめてからゴミ出しするんだけれど、その日は急いでいて、そのまま出しちゃったのよね」
と、母は後悔することしきり。ちょうど私が帰省する直前に携帯紛失に気がついたそうで、
「ふだんは電源を切っていても、やっぱりないと落ち着かない。買いに行くのを付き合ってくれる?」
というわけで、ウクレレ発表会のあとは、母の携帯電話購入が待っているのです。

実は春頃、母が「スマホにしようかしらん」と迷いだしていたんですよね。そのあと、携帯ショップや家電量販店で話を聞いて、ガラケーからスマホにすると料金が跳ね上がると知り、「そこまで使わないし……」と沙汰やみにしたんですよ。ウクレレの参考音源をYouTubeで聞きたかったらしいですが、その思いは料金に負けてました(笑)。
しかし、このたびガラケーを失くして、再びスマホ案が浮上。「格安スマホがいいの?」と、中途半端な知識で私に聞いてきます。うん、それよりまず、アータがスマホ操れるかどうかが肝心よ?
お昼を食べながらスマホのパンフレットを見せつつ、帰りに携帯ショップに寄って、実機を触ってもらいました。カメラの使い方、インターネット(ブラウザ)の使い方、そこまでは大丈夫でしたが、やはり、文字タイプでつまずきましたね〜。
現在、母は父と二人暮らしで、日常的にスマホの使い方を聞ける相手がいません。らくらくスマホも見せましたが、首を振って「お母さん、スマホ無理だわ」と諦めてました。
「それなら、ガラホは?」と触らせると、こちらはボタン操作なので取っかかりやすいらしく「これなら大丈夫!」。ネットのブラウジングも、自分一人でできそう。
しかし、ガラホだとデータ回線の関係で、やはり料金が割高になるそう。母は今まで、ガラケーらくらくホンだったのですが、一番安い料金設定にしていて、月に1500円も行かないくらい安かったんですって。びっくりだよ! それがガラホにすると、2〜3倍(?)高くなるらしく、迷った末に、「それじゃあ、やっぱり使い慣れたガラケーで……」となりました。同じ機種だから、操作性もほぼ同じという安心感もあったようです。うーん。
ま、本人が納得しているからいいか。出かけるとき、もしくは私や兄に連絡をとりたいときだけ、携帯の電源を入れる(ふだんは切っている)人だから、実際、用を足せればそれでいいのよね。

夕飯は餃子。しそ餃子をたくさん作って食べました。美味しかった〜!
NHKスペシャル「介護殺人」を、老親二人といっしょに観てから帰京。