俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

ルノワール展とヒカリエ

六本木の国立新美術館

ルノワール展@国立新美術館

母が新聞屋さんからもらったチケットで、一緒にルノワール展を観てきました。六本木の国立新美術館です。その帰りに渋谷ヒカリエへ。
新美術館へは、11時前に到着。会場が広く、それなりの人出でも分散するせいか、観やすくてよかったです。ルノワールの有名作品がけっこう来てましたよ! そのほか、当時の印象派の絵画も展示されていて、見応えのある展覧会でした。興味のある方にはおすすめ。
http://renoir.exhn.jp
初来日の「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」を初め、「ピアノを弾く少女たち」「ブランコ」……。母は「草原の坂道」が気に入って、帰りにミュージアムショップで大判のカードを購入。私は「《ジュリー・マネ》あるいは《猫を抱く子ども》」を再び観ることができて嬉しかったなあ。
お昼をヒカリエにするか迷ったけれど、せっかくの機会なので、館内のレストランで食事しました。母はステーキ、私は子羊の野菜トマトソース・クスクス添え。両親二人だと、父の好みでたいてい魚なので「肉がいい!」と言っていたのですが、ちょっとお肉が固めだったもよう。

実は私、国立新美術館に来たのは初めてだったんです。ゆっくり館内を見て、お昼も食べて、それから渋谷へ移動。母の希望でヒカリエへ。
なぜヒカリエかと言うと、母の知り合いが句会であちこち行くそうで、「ヒカリエにも行った」と聞かされ、羨ましくなってらしいんですね。
どうして今頃ヒカリエなんだ……今なら東急プラザ銀座とか、新宿ミライナタワーじゃないの、と思わないでもなかったんですが、それでは行ってみましょう。
5~6階までの洋服・雑貨売場と、地下のスウィーツ売場めぐりをして、最後に11階のスカイロビーで、渋谷の街を眺め下ろします。
母の感想:ふつうの商業ビルだわね。紳士物は置いてないのね。
うん、そうだね……。

せっかく渋谷に来たのだから、ちょっと街も歩くことにしました。
駅前のスクランブル交差点は、いつもの通りすごい人波。自撮り棒でその様子を撮影する外国人・日本人が何人もいました。
母は「渋谷もすごく変わったのね。私が前に来たときは川が暗渠になる前で、この交差点の先には民家があって、住宅街だったわよ」いつの時代ですか。
「109、知ってる? 寄ってく?」と聞いたら、「知ってる! 女優さんやタレントさんが、テレビで〈5000円コーディネート〉〈1万円コーディネート〉するところでしょう。行く行く!」ノリのいい母であります。
さすがに109を全館くまなく見るのは気力と労力的に大変なので、1〜2階をサッと見ることにしました。客層(10代〜20代前半)と我々(特に年齢は秘す)との差よ……。109も昔に比べると売り上げが落ちているそうですが、やっぱりたくさんのお客さんが来てましたよ。母は「若い人向けといっても、年齢を問わず着られそうなのもあるじゃない。アンタどう?」と、楽しそうに店内を見て回ってました。絶対、私より母のほうが女子力高いです。
109を出て、東急本店のほうまでぶらぶら。途中、楽器店でウクレレを見たり、そのへんのチェーン店でお茶したり、短い道程でしたが楽しみました。あーでも、いつ行っても渋谷は人が多いですね。それだけで疲れちゃうわっ。
駅前の東急デパ地下で、お土産の菓子やパンを買ったあと、電車に乗って帰宅。帰りの電車に乗ったの、18時過ぎだったかな。天気もよく、楽しい1日でした。