俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

さらばリブロ

往年のセゾン文化の一端を担った、系列書店のリブロ。id:orenade:20150325の日誌に書いた通り、その旗艦店であるリブロ池袋本店が、7月20日に閉店となりました。
西武池袋店と接続したビルのまるごと書店だったんですが、その地下1階にあるエントランスの柱に、多くの作家・漫画家さんが寄せ書きをしていました。

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作家の北方謙三高橋源一郎や高田郁、サッカーの長友、上野千鶴子永江朗末井昭などの寄せ書きがありました。江口寿史吾妻ひでお、苗村さとみ、上條淳士のイラストも。
先週見たときよりも増えていたので、二日後に迫った閉店まで寄せ書きは続くんだろうなあ。本を買う人と、この柱の寄せ書きをカメラにおさめる人とで、エントランスはにぎやかでした。
あ〜、さみしいよリブロ……。先日見た新聞記事によると、リブロの後釜に三省堂書店が入るんだとか。それならリブロのままでいいじゃんよー!
いえ、三省堂書店がいけないと言うわけではないんです。だって、リブロは「本店」を池袋に残したいのに、まだ候補地も決まってないんですよ。かわいそうじゃないか。
今まで「新宿といえば紀伊国屋、神保町なら三省堂、池袋はリブロ」が、その街を代表する書店だったのですが、これからはどうなるのかしら。池袋にはジュンク堂もありますが (こちらはジュンク堂の関東旗艦店)、土地に根づいたのはリブロが先なんですよね。