俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

廃番になってしまった優れモノ

仕事で重宝していた、消しゴムで消せるカラー・シャーペンの芯。
三菱鉛筆の uni から出ていた「消せるブルー」が、とにかく便利だったのです。画材用品の「消せる色鉛筆」も重宝していますが、ちょっと芯が太めで細かい字を書くのに難儀。そんなとき、このシャーペンの芯だと、画数の多い漢字でもさらっと書けてよかったんですよね。
それが……ちょうど最後の一本がなくなり、文房具屋で買い足そうとしたら「もうありません」ええっ!
思えば、2012年12月に廃番の噂が駆け巡ったのでした。そのときは「替芯は継続」の続報で胸を撫で下ろしたのですが、ああ、とうとうこの日が来てしまったのね。
※消せるカラー芯は、ミントブルーは生産継続中です。ブルーやレッドが廃番になってしまったのですね。
 なぜミントブルーが残っているかというと、漫画家やイラストレーターさんには大変! 大変便利な一品だからです。印刷に出にくい色なので、下書きやアタリを描くのにすごくいいんですよね。ただ、昨今デジタルに移行する漫画家さんが多いため、きっと販売数が減ったんでしょうなあ……。だからミントブルーだけ残して、あとは廃番になったんだろうなあ。私自身は、アナログ絵が大好きなんですけれど、画材がどんどん少なくなっていくのは、商売上しかたないとはいえ、つらいですね。
※念のため、私はイラスト方面の人間ではありません。

0.5ミリのカラー芯が廃番になった代わりなのか、0.7ミリの赤と青が別途発売されていますが、自分の使っているシャーペンが0.5ミリ対応だから、シャーペン自体を専用に買い替えないとダメかも。そこまですべきか……むーん。
最後に愛惜を込めて。これが今まで使っていた「消せるブルー」です。
ありがとう、すごく便利だったよ……!