俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

K察のお世話になりました

昨夜 (11月28日、金曜)、といっても日付またぎで、29日土曜の未明。私はつい、うたた寝をしてしまい、目が醒めたら午前2時半を過ぎていました。ゴミ出しをしたかったのに!
迷ったけれど、朝早く起きられる自信がない。よせばいいのに、私はゴミ出しをしに (24時間OKの共同住宅) 外へ出たのです。――自宅の鍵とまちがえ、自転車の鍵を握りしめて。
……ええ、もうお分かりですね。
なんということでしょう、私は初冬の深更、オートロックのマンションから閉め出されてしまったのです。ちょっと出るだけ、と思って、鍵を閉めずに外に出たのがそもそもの間違いでした。どんなときでも鍵は閉めねばならないのです。あそこで鍵を閉めようとしていたら……自転車の鍵だって分かったのに〜!

ちょっと出るだけ、のつもりだからコートなど着ておりません。部屋着にストールを引っ掛けた程度の軽装。つか部屋着だし。寝間着でないのが、せめてもの救いです。
せめて夜風をしのごうとエントランスに入り、開かないドアの前で小一時間。
……無理! 通いの管理人さんが来る明け方まで待とうかと思ったけれど無理! 寒い!!! 風邪引いちゃうよ〜〜〜!

というわけで、私は恥をしのんで駅前の交番まで歩いたのです。ほんっと恥ずかしかった。
交番のおまわりさんは優しかったです。事件性がないか聞かれ、ほんっと恥をしのんでことの顛末を話しました。携帯もお財布もない (家の中)、一人暮らしでインターホンを鳴らしても起き出してくれる人はいない、朝になれば管理人さんが来るから中に入ることができるだろう、それまで交番にいさせてください。
トロールその他で交番が無人になるかもしれない、そのときは危ないから……と本署まで行くことを勧められました。そちらのほうが人もいるし、横になれるスペースもあるから、と。しかし本署は2駅離れた先にあります。そこまで、この格好で歩くのか……? 私はきっと絶望した顔だったと思います。おまわりさんは大丈夫、パトカーで送ると言ってくれました。しかも、朝になったら迎えにきてくれるとまで言ってくれたのです。
みんな! 日本はまだ大丈夫! おまわりさん優しいよ!!!
もうほんと、足を向けて寝られないワーと思いました。おまわりさんは、なんやかや交渉してくれて、有言実行してくれたのです。
朝、自宅まで送ってくれて、無事に入れるまで車の中から見守ってくれました。本当にありがとうございます。

こんなかたちで警察のお世話になるとは思っていませんでした。おまわりさんは、ほんとに24時間、町を見守っていますよ。拝んじゃうわーもう。
しかし、こんなことでも (どんなことでも、ということですね) 手を煩わせた分、書類を書かなくてはならないのです。住所氏名、生年月日、電話番号、勤め先、家族構成などなど。いい年をして、ほんっと恥ずかしかったです。