俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

告別式

祖父の告別式。11時開始で、初七日のお経も一緒です。
今日は平日でもあり、だいたいの方はお通夜に来ていただいたので、参列者はほぼ身内のみ。
おじいちゃん、長い間お疲れさまでした。



さて、以下は骨とか、そういう話題が苦手な方はお読みにならないでください。こわいことは書いてないつもりですが、念のため。

骨を拾う前に、近しい親族の者が呼ばれて「検体」をするじゃないですか。要は、骨をバラす前に見てもらう、というやつなんですけれど、私は斎場の方の言う「検体」の意が思い至らなくて、行くのも2〜3名程度でいいと言われたから、父と兄に任せて会席の場に残ったんですよね。
じいちゃん……101歳は伊達ではありませんでした。
明治生まれは気骨もすごいが、実際の骨もすごい。もうね、斎場の人も感心するくらい、しっかり残っていたらしいの。お骨拾いのときに「こちらは胸骨と申しまして、滅多に残られる方はいらっしゃらないんですが……」「こちらもドコソコの部位でして、残られる方は少なく……」とわざわざ説明されるくらい。というか、説明されなくても、ある程度分かるくらい、しっかりした骨をしてました。そんで太かった。文字通り骨太。歯も、半分以上は入れ歯だった(はず)ですが、残った歯がしっかり上あご、下あごについてて、まじすごかった。風邪が肺炎となり、入院から3〜4日で亡くなった祖父ですが、入院中はいざ知らず、その前までは口からご飯食べてましたからね。
これだけ丈夫だったから101歳まで長生きできたんだなあ、と実感させられました。