俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

一段落

先月末から忙しかった仕事が一段落ついた。ふー。
しかし先週は大変だったわ〜。残業と趣味関係のメールで疲れたわー。趣味関係はもう少しで終熄するはずだから、いいことにしておこう。
この土日は晴れてくれて助かりました。日曜は、趣味の習いごとの前に家事をみっちりやったよ。洗濯、布団干し、掃除機にアイロンがけ、レンジフードのフィルター掃除。撫でるだけでもチリほこりが消えると、すがすがしい!

ところで皆さま、国勢調査票は提出されましたか? 私は出しましたよ〜。昔、国勢調査員をやったことのある親が「頼まれて気軽に引き受けたけれど、書類を渡したくても捕まらないお宅が多くて大変」と、こぼしたことがあるのよね。授受にポスト投函もだめだった頃の話です。それを聞いていたので、国勢調査はちゃんとやろう、と思ったわけです。
国勢調査に答えるのは、これで2回目。実家にいた頃は親が記入していたし、一人暮らしを始めてから満で9年、足かけ10年経つのだなあ。しみじみ。
後から会社の人に聞くと、「西暦の末尾が“0”の年は大規模調査、“5”の年は簡易調査」らしい。答えるのは2回目といっても、5年前の質問なんて忘れちゃったよ! 年収とか保険とか、子供がいる人は教育費にどれくらいかけているとか、細かく聞かれると思ったら、案外あっさりした20項目でした。年収も保険も教育費も聞かれんかった。世帯人数や年齢は当然のこととして、定職に就いているか・職探しはしているか、住居は賃貸か持ち家か、くらいだったな。
今回の調査から、回答結果は調査員への手渡しだけでなく、郵送でもOKになったそう。東京都のみモデル地域として、インターネット回答も可能になったけれど、私は郵送を選択しました。だってコワイじゃん。

国勢調査を行う統計局HPを見ると、

とりわけ今回の国勢調査は、少子高齢化、就業・雇用などの実態を地域ごとに明らかにし、我が国が直面している重要課題に対する施策に欠くことのできない統計データを提供するものです。
――統計局ホームページ/平成22年国勢調査

とある。ちなみに、前回(2005年)の狙いは以下の通り。

平成17年国勢調査は、本格的な少子・高齢化による人口減少社会を間近に控え、人口構造の転換期にある我が国の実態を明らかにすることを特色としています。
――統計局ホームページ/平成17年国勢調査

また、前回と今回の調査項目の比較もおもしろい。

【前回・2005年の調査項目】
●世帯員に関する事項
(1) 氏名/(2) 男女の別/(3) 出生の年月/(4) 世帯主との続き柄/(5) 配偶の関係/(6) 国籍/(7) 就業状態/(8) 就業時間/(9) 所属の事業所の名称及び事業の種類/(10) 仕事の種類/(11) 従業上の地位/(12) 従業地又は通学地
●世帯に関する事項
(1)世帯の種類/(2)世帯員の数/(3)住居の種類/(4)住宅の床面積/(5)住宅の建て方

【今回・2010年の調査項目】
1) 氏名及び男女の別/(2) 世帯主との続き柄/(3) 出生の年月/(4) 配偶者の有無/(5) 国籍/(6) 現在の場所に住んでいる期間/(7)5年前にはどこに住んでいましたか/(8) 教育/(9) 1週間に仕事をしましたか/(10) 従業地又は通学地/(11) 従業地又は通学地までの利用交通手段/(12)勤めか自営かの別/(13) 勤め先・業主などの名称及び事業の内容/(14) 本人の仕事の内容……(a)世帯員の数・(b)住居の種類・(c)住宅の建て方・(d)住宅の床面積の合計

重複した質問事項が多いが、今回の調査では、1:住民が流民であるか否か・どういう目的で移動したのか、2:世帯の学歴、3:定職の有無・その就業状態、を知りたいかのように思える。以上3点の上に、世帯主の年齢や家族構成、住居の別まで乗せれば、おのずとその生活レベルが透けて見える仕組み。統計学、なかなかコワイものですね。