戦いすんで

楽しかった土日（夕方まで）の日記を書きたいところですが、その夕方以降のダメージを引きずっているので、先に昨夜〜本日にかけての日記をUPします。
虫が苦手な方は読まないように。

そう、昨夕までは楽しかった。土曜は芝居「天才バカボン」を観、日曜は溜まりまくったアイロンがけをし、クリーニング屋に行き、合間に畳でごろんとして、久しぶりにゆるゆるの休日を満喫していたのに……。
原因はアレしか思いつかない。新しくTV台を買い、置き場所のなくなったステンレス・ラックを買い取りしてくれる、リサイクルショップに電話をしたのだ。18時以降に店の人が来てくれ、ラックを運んでいってくれたのだが、その間、ずっと玄関扉を開けっ放しにされていたのね。その間に入り込まれたとしか思えない。
「じゃまなラックが消えた〜！」と、肩の荷を降ろした気分で夕飯の買物に行き、カレーの材料を買って帰宅したのよ。
玄関を開けたら、アレと対面。ええ、Gです。
「ひっっっ！」
自分も驚いたが、アレも驚いたらしい。自宅内部にサササと逃げやがった。おまえは招かれざる客なんだよ！　なんで内に入ってくんだよ逆でしょうが！
そこから先は、戦いでした。新聞紙まるめて、これでもがんばったの。でも、あいつ飛びやがったんだよ！　反則でしょうが！　もう無理。とにかく無理。一室に閉じ込めて、その夜はなかったことにしました。のろのろとカレーを作り、安全確保したリブングから動けず、バスタオルを肌がけにしてフローリングで寝たよ。あれはやめといた方がいい。床が硬いから腰いためます。お布団の偉大さを知る。

翌朝、閉じ込めた（つもりの）部屋をのぞき、クイックルワイパーで全室掃除。すべてのゴミを出し、流しを拭きまくり、きゃつらの嫌いなミント系の匂い（ハッカ油のスプレー）を各部屋にまんべんなく散らして出社しました。頼む、出てってくれ〜。
もう一人で相対する元気が出てこず、Gに動じない友達にメールして、応援を頼みました。ありがたいことに、来てもらえるとのこと。もう百人力っすよ！
夜20時に最寄り駅で待ち合わせ、ミッション開始。玄関を開けたら、おっそろしいほどミントの香りが充満しておりました。そーっと電気をつけ、各部屋を巡回警戒。閉じ込めた（はずの）部屋にもおらず、痕跡は1か所のみ（ミントの香りが比較的うすい所）で、それ以外は見かけず。友達が懐中電灯で隙間を照らしてチェックしてくれたから、間違いないです。
友達は、Gの通り道や対策事項の智恵を授けてくれました。『今の状態の家なら、あちらにもメリットないから『入る家まちがった』と思っているはず。出ていけるものなら、出ていってるよ」「念のため、ホイホイしかけたら？」と忠告してくれましたが、ホイホイは、下手したら、他のも呼んじゃう可能性があるではないですか。ほんと無理！ってくらい苦手なので、それは経過を見てから考えることに。
きっと、どこからか他の家に移ったと思うの。だってきゃつら、どんなに閉めきってても入ってくるじゃない。きっと本能で出口を探してサヨナラしたと思うの。うん、きっとそう。ね、ね、ね。
ということで、アレにはお帰りいただいたようです。二度と来んな！

はー。と一安心して、友達と夕飯。いやもう、友達には感謝、感謝です。一人じゃないだけでも、かなり心強かったわ。ありがとう〜！