俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

佳き日

披露宴のデザート。末永くお幸せに!

今日は、高校時代の友達の結婚式。新婦とは部活が違えど、共通の友人(こちらは同じギター・マンドリン部)と一緒に遊んだ仲です。結婚のお知らせを聞いてから、友人たちでギタマン再び! と、余興の演奏練習にいそしみ、今日の佳き日を迎えた次第。
高校時代の友達はほとんど既婚者で、楽器を携え、中部地方から来た子もいる。子どもも小学生になって、旦那や身内に預けられるようになり「1人で自由にまる一日過ごせるなんて、嬉しいけれど変な気分」と、口をそろえて言う。みんなが普段から、家庭のよき妻・母であることがわかりますなあ。

さて、新郎新婦はどちらも教師。当然、職場関係はほとんど教職の方々である。
みなさん、スピーチが異常にうまい!
そして長い!
さすが普段からしゃべり慣れている方々である。つかみの枕に、笑いを織り交ぜ、後半ちょっとしんみりさせて教訓を述べ、最後はもちろん祝辞で〆る。みなさん明るくて盛り上げがうまく、教師というとお固いイメージがあったのが、いい意味で崩れました。新郎新婦のお人柄もあったかもしれなません。
途中、新婦の担任クラスの子どもたち(小学生)が勢揃いして、歌をプレゼントするというサプライズも。新婦がいかに慕われているか、わかりますね。われら友人一同「新婦ちゃん、こんなに慕われて……」「いい先生だったんだね」と、じーんときて涙ぐんじゃった。
他にも感動の一幕はあったが、いちいちは述べない。われらも無事、校歌と Moon River を演奏できました。Moon River は新婦も参加してくれて、みんなで合奏できたのが嬉しかったな。友人たちからは「次は糸ちゃんの番よ!」「また楽器持って演奏するからね!」と言われまくったが、えーその、努力します。
こちらのことはさておき、結婚式っていいですよね。出席者まで幸せな気分に包まれ、浄化されます。友人たちと意見が一致したのは、「30代になってからの結婚式は、20代のとは違う。30代は新郎新婦ともに、それまでの人生や個性が、よりくっきりと浮かび上がって深みがある」こと。結婚は新しい門出であることに間違いはないが、20代は「スタート」の度合が強いのに対して、30代は、その人の「通過点」でもある、気がします。
お式の幸せ余韻さめやらぬまま、友人たちと帰りの電車に乗り、KNS市で途中下車してお茶。朝から晩近くまで、みんなで一日中いっしょにいられたのも滅多にないこと。次は新婦もいっしょに、結婚生活の話でも聞きながら、みんなで卓を囲みたいものです。お二人とも、末永くお幸せに。改めて、ご結婚おめでとうございます!