俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

定期健診

谷中のスーパーにいた猫

会社の健康診断に行ってきた。いつもは秋頃に受けていたが、今年はちょっとヒマなしで、年内駆け込み受診になってしまいましたよ。毎年のおつとめとはいえ、健診はつらい。12時間前より絶食、採血、検便検尿、バリウム、婦人科……終わるころには、もうへろへろですよ。
どうも年々、痛みに弱くなっているようで、とにかく注射がダメ。物理的痛みもさることながら、注射針が皮膚に刺さっているのを見るのもダメ。視覚効果で痛さ倍増よ。昔、実家で飼っていた、狂犬病注射を心から嫌がっていた犬と一緒だわ。初回はキョトンと為すがままだったワンコが、年を重ねるうちに「この散歩の道筋は注射だ!(ピコーン)」と気づくようになって、散歩の途中できれいな回れ右をしたのを今でも思い出す。いやあ、あれはいいターンだった。むろんリードを引っぱり、座り込んで反抗する犬を引きずりながら注射会場に行ったっけ。獣医さんを目の前にし、観念した犬が、精一杯の哀願の目で「ワーオ、ワーン、ワーン」と低く泣く。絶対わたし、あのときの犬の目してるよ。泣かないけど。
後日判定が出るものをのぞき、本日の健診結果は「健康」だった。よかった〜。

ところで、冒頭の写真は健診とまったく関係ありません。先日、谷中のスーパーで見かけた猫です。季節はずれのハロウィン帽をかぶり、夕方の寒さに身を縮こまらせながらも、飼い主の店員さんのそばを離れない、けなげな猫でありました。