俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

近江・湖北の旅2日目【長浜よいとこ竹生島】

竹生島。右手に見えるのはつづら尾崎

琵琶湖めぐり2日目 竹生島

早々と今回の目的(観劇)が終わってしまった。あとはゆるりと観光、観光。
まずは琵琶湖に浮かぶ神の斎(いつ)く島、「竹生島 (ちくぶしま)*1」。長浜から遊覧船で片道30分の道のりです。

写真が暗ったいが、本当はもっと晴れてます。写真右は上陸してすぐ左手、土産物屋兼食堂の並び。お店のおばちゃんおじちゃんは、みないい人たちでした。


下段・左2点は太閤秀吉の御座船、日本丸で作ったという謂われの「舟廊下」。実は竹生島は、大学時代の日本近世ゼミ合宿で来て、すごーくいいなあ、と思ったところなのだ。ゼミ合宿自体が琵琶湖めぐりで (湖北中心だったかな、記憶が曖昧)、琵琶湖いい! 近江にまた来ようと思い続けてようやく叶ったわあ。ゼミの先生が「皆さん、琵琶湖も泳げるんですよ」「やっだー、先生たら〜」「はっはっは」ドボン! ほんとに竹生島に向かう途中で泳ぎ始めたのもいい思い出です。いつのまにか着替えて、海パンと白い水泳帽をかぶって泳いでらしたのに、大学教授のマナーと品格を感じます。実際、すてきな先生でしたのよ。さすがに遊覧船ではなく、ゼミで仕立てた船だからできたことでしょうね。

おまけ。「竹生島流棒術発祥之地」って、何なんでしょうね。帰りの遊覧船にて、アデュー竹生島

長浜に戻り、散策続行。

黒壁スクエアからはずれた通りにも、こうした街並みが残っている。いいですねえ。太閤さんを祀った豊国神社、旧駅舎を保存移築した長浜鉄道スクエアなども、ちょっと歩けばぶつかる近さ。女の足でも、歩いて回れるほどよい街です。

写真左は「長浜ラーメン」あっさりとんこつ味。 黒壁スクエアの一画にある、感響フリーマーケットガーデンでいただく。このフリーマーケット、地元の人がのんびりやっている場所らしい。巨大万華鏡があったり、不思議な空間なんだけれど、テーブルにはおつまみ無料の茹でピーナッツや豆、葡萄なんかが無造作に置いてあって「食べてってねえ」と、いたっておおらか。人んちの庭でごはんをいただく感覚でした。
右は「叶匠壽庵」、町家を改築したカフェにて。叶匠壽庵が、こんな洋カフェもやっているとは知らなかった。いちごのショートケーキには「近江のまつりばやし」という名がついている。夏の高原の「アリスのお茶会」かよ、と思いながら注文。おいしい。上にかかっているのは、生クリームではなく練乳ソースです。


長浜の遊歩道より望む、琵琶湖の夕焼け。美しい。もう、ずうっと見ていたい。写真ではオレンジ色だが、肉眼ではもっとピンクがかってきれいだったのよ。夕陽の長浜に名残を惜しみながら、彦根へ。

写真左、彦根城がほんのぽっちり写っているのが分かるでしょうか。駅から城の入口まで、徒歩10分ちょい。ひこにゃんグッズで溢れかえっていると思いきや、意外と店が少なく拍子抜けだった。観光mapも、駅前に1種類のみ。あれ? 予想とちがうぞ。
飲食店案内もあまり載っておらず、彦根の観光ストリートと思われる「夢京橋キャッスルストリート」まで出る。適当な飲み屋さんで、近江牛の切れ端とか、近江鶏などを注文。鶏がめちゃくちゃうまい。近江といえば牛、と思っていたが、伏兵がいたよ。写真右は、ひこにゃんの日本酒。まあまあでした。ひこにゃん赤ワイン・白ワインもあったけれど、そちらは味がしなかったのでおすすめしません。