閉店、跡地、股旅の

午後から夜までみっちり充実。喫茶店を2つハシゴ、大学構内を散歩し、夜は芝居。
スタートは目白だった。ケーキのおいしい喫茶店「カフェ　ル・プティ・ニ」が今日で閉店すると聞き、あわてて出向いたのだ。目白を閉めて来春、軽井沢で再オープンするそう。さみしいわ〜。
店に着いたら、すでに片手ではきかない人数が並んでいる。この行列ではしかたがないと別の店に移動。ケーキを食べながら話すうち、ほどよい時間になったので、再度ルプティニをのぞいてみる。やっぱり行列。

ってんで、ルプティニはひとまず措いて、ピラ校のその後を見に行くことにした。「ピラ校」とは、ピラミッド校舎の略。老朽化で解体が決まり、今年1月に名残を惜しんできたが(ピラ校在りし日の記はこちら→id:orenade:20080127)、解体作業はどこまで進んだのかしら。

ない！　きれいさっぱりない！
わかりにくいけれども、白い塀で囲まれた内側に、三角錐のピラミッド校舎が建っていたのです。もう見事に更地。
こうして見ると、そんなに広くもないのね。ここに11階建ての研究棟と広場をつくるのって、きつきつではなかろか。ピラ校ばりの、インパクトある建物が建つといいのだけれど、きっと普通の四角いビルなんだろうなあ……。

少しばかりの郷愁風に吹かれて、目白の駅前に到着。せめてケーキをお持ち帰りしたいという友達と、これが最後と「ル・プティ・ニ」へ。列が短くなってる。テイクアウトを待つ間に、席が空いて入店できた。入れた！
先の喫茶店でケーキを食べたが、今日が最後だと思うと「すみません、ダークチェリー・ケーキ、まだありますか？」

写真左がダークチェリー・ケーキ。お金のない学生時代は、ここの喫茶店はお高めで (といってもケーキ込みで千円程度)、ちょいと懐が暖かかったり贅沢気分を味わうときに来る店だった。ダークチェリー・ケーキも、その頃からのお馴染み。甘み控えめで、あっさりほろ苦だった。
写真右は、前に撮ったルプティニの店構え。雑居ビルの2階にある（あった）のだった。

で、あまり感傷に浸る間もなく、友達と別れて三軒茶屋へGO。19：00より観劇ざんす。そちらの感想は後日。