俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

世代差

昨夜より実家にいる。お相撲のあと、隣の祖父を呼んで夕ごはん。
ごはんを食べたら帰る、明日はお芝居を観るからね、と祖父に言うと「歌舞伎座か」。いやあ…、歌舞伎じゃなくてさ、「明治座か」。
90代の祖父に、“小劇場”を説明できず「もっと小さなとこで観るの」と、ごまかしてしまった。いっそ「新劇なんだー」くらい言っときゃよかった。
祖父は、昭和11年歌舞伎座に行ったことがあると言う。「あとは踊り。水の江滝子……ターキー。浅草へは、榎本健一を観に行ったな」エノケンすか! 戦前の、絶頂期の頃だよねきっと。しかし、芝居よりも「浅草の端でトンカツを食べた」ほうを、よく覚えているみたい。芝居は浅草見物のツマだったんだな。


はい自宅。午前の1時間に家事1週間分をかたづけ、きっちり昼を食べてから表参道へ。スパイラルホールで観劇は、松尾スズキ×大竹しのぶの「蛇よ!」以来。今日の芝居は、劇団ダンダンブエノで「砂利」。
坂東三津五郎が初の小劇場出演、若手で注目されている本谷有希子倉持裕が脚本・演出で、ちょっと話題になったもの。チラシの三津五郎さんがかっこよかったから、ついチケットとっちゃった。
内容。松尾スズキの「悪霊」とかぶった。詳しい感想は後日。