俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

大相撲

大相撲夏場所、座布団の舞

ちょっとしたおかげをこうむり、大相撲夏場所へ。両国・国技館です。おすもうを、なまで観るのは初めて! 桝席! わーい。
13日目、中入からの観戦。思ったより、土俵と客席との距離感が近くて嬉しい。つくりがすり鉢状で、武道館と似ている。1階は、ほとんどが桝席(いわゆる桟敷)なんだねえ。1桝=4人が基本だけど、昔の日本人の体格に沿った面積なので、現代人には少々せまいです。
おすもうさんは、ほんとに大きい。遠近感の狂う大きさです。よく見ると、肩幅が大人2人分は優にあるのだもの。皮膚がつやつやと張っていて、筋力の強さがしのばれるわ。番付の高低で、取組までの時間もちがうし、行司の格も変わる。ゆっくり相撲見物をするのは久しぶりで、相撲の約束ごとを思い出すのも楽しい。
お客も、このハレの場を楽しみに来ていて、熱くなる人が多い。歌舞伎座のかけ声より気軽に、「高見盛ぃーっ!」「魁皇ー!」「安馬ぁー!」と、てんでに投げかける。八百長報道は措いて、今場所は綱とりをかけた白鵬と、迎え撃つ朝青龍の星取りが気になるところ。全勝を守った白鵬に対して、結びの一番、朝青龍魁皇の取組では、あっさり朝青龍が負けて3連敗。かんたんすぎるよ朝青龍! 座布団の舞を、ここで初体験。四方八方から、ひゅんひゅんだよ。「わー」と面白がって見ていたら、座布団が頭に直撃、バチが当たりました。勢いをなくしてた座布団で、たいして痛くはなかったけれど、あれびっくりするね。
少々気になったのが、外国人力士と日本人力士への、声援のちがい。日本人力士へのかけ声が、圧倒的に多い。私も日本人力士を応援したいのはやまやまだけど、弱いじゃん。どちらも気にせず、取組み方で応援できるようになりたいですね。