生オペラ

よんどころない事情でオペラを観る。仕事がこんなに引っ張るとは思わず、しかしチケットはある。2か月前までは、わりと楽しみにしてたんだけれど。
演目は「椿姫」。ギリギリまで仕事したらあ、とセコセコやってたら「オペラは絶対、途中入場させてくれないよ。出入りは幕間の休憩のみ」と聞き、3分で会社を飛び出した。あわてすぎて、デスクにチケットを置き忘れ、地下鉄2駅目で引き返す。会場はNHKホール。聞いた通り、上演中の場内には入れなかったが、一幕目は40分程度で終わるそうなので一安心。遅刻の客用のモニター画面があった。売店でグラスワインを頼み、一息入れる。
生オペラを観るのは初めて。クラシックな発声です。2幕前半は、ほとんど寝てた……疲れてたんです！ 後半の舞踊会シーンは、わりと派手で、ここは起きていられたなあ。舞台上で「歌う人」と「踊る人」が、きっかり分かれているのが印象深い。この点、「歌も踊りも」の新感線はきっついよね。
休憩2回こみで約3時間の上演。その後、会社に戻り仕事。