俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

お盆帰省・2日目

隣の祖父宅の仏壇に、お線香をあげに行く。祖父のしゃべるスピードが落ちていて、やはり年かと切なく思い、顔を見上げると、お肌の照りつやがすんごいの。ぺかーとして、みずみずしいの。シワはあるのよ、当然として。目尻、額、首筋などの周縁部には、こまかいシワがよっているけれど、ほお骨のあたり、お顔のなかほどは、90過ぎとは思えない張りと照り。掃除が日課で、日の出とともに起き、日の入りとともに寝る祖父である。規則正しい生活が、いかに体にいいかを実感した。
先日の関東震度5の地震について、大丈夫だったかと聞いたら、「関東大震災のときに比べれば、あんなの、全然」と、鼻でわらわれた。「あのときはな、おじいちゃんは小学6年で……」(詳しくはid:orenade:20041211)と始まり、「夜になると、東京の空が赤く燃えとる。2日間、空は赤かった」である。よほど強烈だったのだろうなあ。当り前か。
兄夫婦が連れてきた姪っ子ちゃんは、ますますかわいくなっていたよ。そこいら中、小走り。なぜか座卓の下がお気に入りで、もぐって (ここだけ、ハイハイになる)、一人トンネルごっこをしていた。ら、天板の底に頭をぶつけて、思いきり泣きはじめた。もう何をしてもかわいい。