俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

芝居強化月間の幕開け音楽は、GIGだ!

氣志團ちゃんのツアーGIGに参g戦gするため、とっとと退社し、お台場「ZEPP TOKYO」に到着。グッズ類が気になるが、GIG開始まで20分弱、無理はせず後回しとする。
で、GIGですが。よかったー! 團長はかっこいい。かっこよくあろうとする姿がまた、かっこいい。わたしもがんばるよ。

深く満足してGIG会場を出てからが一転、漫画のような展開でした。
ロビーの人垣がグッズ売場かと思えば、CD・DVD売場。ツアー会場のみの特別ポスター付き、というが、「俺達には土曜日しかない」の販促、予約特典と同一か。だってジャケ写と同じなんだもん。
グッズ売場は会場外のみで、一部グッズに「SOLD OUT」の貼紙が。20分くらい並んでたかなあ、順番が来た。ツアーパンフレット、バンダナ黒白、欲しいものは売り切れ。直前に品切れしたもよう。パンフが買えないツアーなんて!

気をとりなおして「打ち上げ!」と、飲食店街へ。時刻は22:00。ラストオーダーも22:00、行く先々で断られる。
いっそ、池袋まで出て飲むかとプラットホームに降りたら、目の前で池袋方面・最終電車の扉が閉まった。……これは何かの罠?
しかたなく、別ルート――新木場で乗り換える。駅前を物色したが、よさげな店は満席。今日はこういう日なんだ! と割り切り、自動販売機で缶ビールを買い、霧雨ふる駅前広場でつつましやかに乾杯。時刻は22:40。でもやっぱり、GIGの後はビールが必要ですよ。落ち着きます。クールダウンします。同行者としめやかに語り、缶を1本空けたところで帰宅。
教訓:平日GIGは、休めるようなら会社を休め。グッズは待ってくれないぞ。

氣志團「Live House Tour 2005“夜祭猛祭 (YASSAI MOSSAI)”」in ZEPP TOKYO

7/8 (金)、於「ZEPP TOKYO」、18:00開場/19:00開演、1ドリンク付 (別料金)。東京がツアーの皮切りで、本日は2日目にあたる。ライブハウスでのツアーは3年振りじゃないかしら。
ZEPP TOKYOは「スタンディング時 2,709人」だそうなので、すごく広い会場を想像していたら、体育館の半分ちょいの大きさだった。1階はスタンディング、2階は着席。1階はドミノ倒しを避けるためか、低い柵でこまめに仕切られている。公演は2時間ちょっと。覚えている限りの曲と進行は下記参照。曲順はいいかげんです。
以下ネタバレ多数。というか、全部ネタバレ。

19:20前後〜20:40
 房総スカイラインファントム/朝がくる度/キラ キラ!/夢見る頃を過ぎても/俺達には土曜日しかない/ゴッド・スピード・ユー!/一瞬の夏/スウィンギン・ニッポン/朝焼けBANZAI/BOYS BRAVO!/One Night Carnival/黒い太陽

20:40〜21:20過ぎ(アンコール1、2)
 アンコール1、
 お楽しみ、コント仕立てでの進行
 アンコール2、
 新曲(!)/恋人/鉄のハート

約20分押しで始まる。微熱DANJIの前座コントで幕開け。ネット、氣志團ファン層をちゃかした内容で、ランマの落ちネタはさすが。
OPの「BE MY BABY」はなし。冒頭、古い白黒洋画かディズニーのような雰囲気の映像が少しだけ出るが、本人たちのショットはなく、シンプルに文字のみ。

第一部は「房総〜」に始まり「黒い太陽」に終った。これだけは合ってるけど、他の曲順はテキトーですよ。團長が「イーノッ!」(イーヌ!かも) と、言ってました。
一部の途中で氣志團ちゃんたちが退席し、微熱の3人衆がサンバか宝塚か、という羽飾りをしょって登場、ビートをきかせた「やっさいもっさい」を客席に伝授。その後に登場した氣志團ちゃんたちの第1曲目が「朝焼けBANZAI」。久しぶりの光ちゃん指揮です。わー!
「朝がくる度」はかなり早め、2、3曲目にやったのだけど、この曲好きだな〜。「キラ キラ!」も大好き。「俺達には土曜日しかない」、GIGでやるとすごくいいね! バックダンサーの衣裳と踊りがかっこいい。CDで聴くよりずっといい。
ワンナイの前の團長のMCに、ちょっとグッときた。「黒い太陽」でいったん終り、「Love Balladeは歌えない」BGMにのせてお別れ。

アンコール1はお楽しみ企画。
高田馬場文夫が「アンコーさん」になり、正しいアンコールの仕方を歌い踊るのが導入部。魚のアンコウと、クレイジーキャッツ植木等をかけあわせた人物。少々長いが、個人的には面白かった。
本編は、トミーちゃんと團長が「トールとキヨシ」の漫才師に扮し、TV番組の司会をしているコント。昔の漫才師風で、赤いタキシードのへちま襟に、黒の蝶ネクタイが可愛らしい。
番組ゲストは「雪村モエラ」。モエラのアイドルぶりが素敵。カエラもこんななの?(本人知らないもので) ぶりっことブラックを入れ替えながら、モエラがペットを紹介、着ぐるみの光ちゃんが登場。キヨシが威嚇して、周りから責められる。
途中、團長の仕掛けたセリフに対し「進行ぐらい、俺にもちゃんと教えといてくれよォ」と言う、ロング・トール・トミー。トミーの顔を見たモエラちゃんが、素に戻って「トールの目がマジだよ」。
モエラの1曲披露後、彼女の好きなバンド紹介。出てきたバンドは……お楽しみ。そう来たか! 最高! 最後は「ゆかいな仲間たち」で〆。
昨日の番組ゲストは「ワタナベ・ジロー」だったそうです。誰だろう。

アンコール2の冒頭は、新曲。最初に出てきた光、團長、星屑輝矢の3人だけで歌い、やがて6人+輝矢という流れ。今回、星屑さんはかなり活躍しており、大分こなれてきた印象。積極的に盛り上げ、客席にアピールしていた。メンバーは全員、白の衣裳。
「恋人」で、バックダンサーの“男版アニー”が面白かった。
オーラスに「鉄のハート」は意外! でも、すごく盛り上がった。最後に團長が、「お前らの嫌なこと、みんなここに置いてけ!」「俺らがみんな引き受ける」と言うのが、しみじみ心に響いた。男前すぎです。團長は、つねに自分が守ってやりたいんだなあ。かっこよくありたいのだなあ。ロッキン・オンの本に書いてあったけど、木更津で学ラン着ていた頃、憧れていた先輩が“大人”になり、小さくまとまってしまったのにショックを受けた話を思い出す。タメ年輩からは一目おかれていた團長は、その期待を裏切りたくないと、いまだにカッコイイ存在であろうとしている。かっこいいことは疲れる。責任をとるのはしんどい。團長はえらい。

さて、今回のGIGで感じたこと。
OPの「BE MY BABY」は、今後なくなるのだろうか。終演の「Love Ballade〜」はかかっていたけど。
アンコール1のお楽しみ企画以外は、すべて特攻服。第一部は全員紫、アンコール2は白で統一。ねじり鉢巻きやたすきで、個人カラーを出していた。学ランは次回、どうなる?
スポットライトは、ほとんど團長のみ。曲によっては光ちゃんにも当たっていたけれど、ほんの数曲。舞台奥は照明が暗く、あまり見えない。
ランマちゃんは、淡々とギターを弾いていた。変わらない。
お楽しみ映像が一切なかった。
櫻十字を全面に出していた。
最初、ちょっと翔やんが緊張していたような気がするが、それは久しぶりのライブハウスツアーだからではなく、「最終章」の向こう、次のステージだからだろうか。あ! だから初心に戻って、全国ライブハウスで回るの?(今、書きながら思った)