俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

耐久レース

外はきれいに晴れて行楽日和だ、自室にこもってDVDを3本観た。兄からずっと借りていたハリポタ・シリーズである。
「賢者の石」「秘密の部屋」「アズカバンの囚人」と立て続けに観ると、子役の育ちっぷりにあぜん茫然。物語設定は11、12、13歳と1年きざみなのが、11→13→15、6歳に見える。第1作目と3作目には4年の開きがあるとはいえ、一番最初のクランク・インでは、物語と同じ11歳だったはずで、……成長期ってすごいね。
3作品の中では、「アズカバン」がよかった。映画ならではの見せ方が、一番よくできていたように思う。原作自体も、思春期突入でおもしろくなった巻だし。
ところで、映画中に出てきた「人狼」=狼男だけど、ちょっと毛が少なくない? 西洋的な狼男って、あんなつるつるなんだろうか。個人的イメージ・フィルムでは、手塚治虫「バンパイヤ」、もしくは藤子不二雄A「怪物くん」の狼男なんですが。乱暴にいってしまうと、日本の狼男は「犬神」のイメージが強い気がする。月を見て変身することはあっても、完全に「我を忘れる」ことはなさそう。西洋のは、人間であるときの意識が飛んで、ビーストになっちゃうみたいですね。