俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

初雪

起きたら、雪が降っていた。ほんの少し積もっている。
ブランチを食べおえると、もう食料の在庫がない。外は雪だが、夕飯は外食にしよう。出かける前に、台所を磨く。本棚の整理も少し。本棚は、前に少し手をつけていたので、割合スムーズにいった。
夕方、外出ついでに、以前から気になっていた映画を観ることにする。映画館に問い合せると「大変混雑」との回答で、先にご飯を食べてから映画を観ることにした。場所は恵比寿ガーデンプレイス。雪はやんでいたが、寒い。

映画「モーターサイクル ダイアリーズ 」

恵比寿ガーデンシネマ、19:00~21:25の回。キューバの革命家、チェ・ゲバラが革命に目覚めるきっかけとなった、若き頃の南米縦断旅行を描いたものである。ゲバラ23歳、同行の友人29歳。中古バイクにまたがっての貧乏旅行。上流階級のゲバラが目にすることのなかった現実が、次々に目に飛びこんでくる。それらは声高な主張をせず、ゲバラの心に静かに降りつもり、淡々と物語は進む。
女好きで放浪好きな友人、ベルナードは30歳になり、いい勤め口から声がかかる。「おめでとう」「俺はもう、落ち着くべきなのか?」迫りくる“将来”。このあたりは、今でも一緒の感覚ですね。
国境など関係のない、南米の雄大な自然が、なによりも雄弁な映画でした。