俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

映画と地震

台風一過というのに、晴れ間は昨日1日だけで、今日はどうも冴えない天気。例によって、むりやり布団干し。掃除に昼食、ゴミ出しのあとにアイロンがけ。合間に宅配を受取り、大河の再放送を観てから趣味の講座へ。土曜の昼間はせわしいなぁ。ほんとはここに「食材調達」も入れたいけれど、ヒマがないのよ。
そして、本日のメインイベントは映画「恋の門」。おもろー。観れ!

恋の門

 ●公式HP http://www.koinomon.com/
シネ・リーブル池袋、18:30の回。松尾スズキ初監督映画にして、松田龍平酒井若菜主演作。そりゃー観るだろ!(俺が)
いやしかし、自分が松尾スズキのファンで松田龍平が好みだというのを差し引いても、この映画は“買い”です。当日券でも観ちゃうよワシは。
龍平くんの演技を観たのは先日の舞台「夜叉ケ池」が初めてで、デビュー作の映画「御法度」すら、実は未見。今回の映画はクセのある内容らしいので、どんなものかと思っていたが、まあ素敵! 龍平くんも若菜ちゃんも、体はってます。龍平くんが、松尾ちゃん演出にはまっているのにオロロキ。かっこいいのかダサイのか、微妙な感じがいいわ〜。ちゃんとガニ股で走るんですよ! 褒めてあげて奥さん!
若菜ちゃんはかわいくてエロいし、人脈を駆使して集めた豪華ゲスト(と言ってしまおう)も楽しい。忌野清志郎庵野・安野夫妻、三池崇史監督とか。それに松尾さんぽいセリフの数々。このひとの言語センスが、とても好きだ。上映後、パンフレット(A)を購入。その足で、原作の同名漫画「恋の門」(ハンディ版) 1〜4巻を大人買い。最終巻らしき5巻がなかったが、しょうがない。あ、「百鬼夜行抄」最新刊の12巻が出てるー。買お。

上映中、地震で館内が揺れた。18:00すぎにも2度ほど揺れたが、そのときよりも大きく、長い。幸いなにごともなく過ぎた。駅前も特に変わりない。
帰宅後。TVをつけて、はじめて新潟の地震を知った。台風被害につづき、今度は地震。どうぞどうぞ、一日も早く、日常が戻ってくることをお祈り申し上げます。

【追記】
先日、舞台「夜叉ケ池」感想(id:orenade:20041016#p1)で、映画監督・三池崇史さんの演出が、一部舞台向きでない気がすると書いた。今回の松尾さんの映画は、演劇から映画への、逆のパターン。映画通の方から見るとどう思われるのか、興味があります。自分、松尾さんの舞台に馴らされすぎたのか、それほど違和感なかったんですよね〜。知り合い出しすぎ、とは思ったけれど。